2018年度神奈川県地盤工学セミナー 開催報告開催報告

地盤工学会関東支部 神奈川県グループ
幹事 山口 恵美 (関東学院大学)

 2018年11月16日に、神奈川県地盤工学セミナーを開催しました。今年は昨年に引き続き、大学生を対象とした「建設プロジェクトを学ぶ会」を開催しました。官庁、コンサルタント、建設会社の土木技術者を発表者に選定し、携わっているプロジェクトの建設技術・実務をそれぞれの立場からご紹介頂きました。当日は50人ほどの学生が参加し、各プロジェクトの内容や土木技術者としての仕事・役割を熱心に聞いている様子がうかがえました。質疑応答では、参加者は予めランダムに決められたグループ毎に各発表者のテーブルに移動し、10分間話した後に他のテーブルに移動する形式をとりました。学生たちは様々な人と直接話すことで、非常に有意義な時間となったのではないでしょうか。神奈川県グループでは、今後も学生や若手が参加しやすい行事などを実施し、活動の活発化に努めたいと思っています。

 ・開催日時  2018年11月16日  13:00~17:00
 ・場所    関東学院大学 関内メディアセンター
 ・参加人数  46人

タイトル
発表者
所 属
 はじめに
建設業全体のシステムについて 小林 真貴子 JGS関東支部神奈川県グループ
 (1)官庁
矢上川地下調節地事業について 入山 浩壱 神奈川県
市役所土木職員の役割と業務 望月 啓明 横浜市
来るか!?チバニアン時代~地層の世界標準登録を目指して 坂木 拓也 産業技術総合研究所
 (2)コンサルタント
相鉄・東急直通線事業における地盤変動監視業務について 大向 直樹 応用地質
 (3)建設会社
川崎港臨港道路プロジェクト―東扇島水江町線主橋梁(MP3)橋梁下部工事― 齊藤 秀樹 東亜建設工業
建設会社における技術研究所の役割と取組み 石井 裕泰 大成建設
都市土木における地下鉄工事 山本 章貴 鹿島建設
写真-1 発表の様子

写真-2 質疑応答様子