電力中央研究所(我孫子地区) 開催報告

地盤工学会関東支部 茨城県グループ
リーダー幹事 松島亘志(筑波大学) 

 関東支部地域活動グループ・茨城県グループでは、毎年恒例の催しとして、県内の研究機関を見学する「研究所めぐり」を主催しています。第11回目の今回は、ちょっと県外に足を伸ばし、千葉県グループと共催で電力中央研究所我孫子地区の見学会を開催しました。開催日の平成28年12月2日(金)は、風が強く寒い一日でしたが、21名の方にご参加いただき、共振振動台、ヘリカルX線CTスキャナーを用いた地盤模型内部可視化実験、大型津波・氾濫流水路、空気力載荷装置、人工バリア性能評価装置、遠心載荷岩盤模型実験装置などの地盤工学関連施設を見学しました。電力事業と地盤工学の密接な関係を再確認し、また今後の更なる研究の必要性も感じた一日でした。

写真-1 大型津波・氾濫流水路前での記念撮影

写真-2空気力載荷装置で風速16m/sの風を体験