第3回「地盤技術者の英語」開催報告

 

関東支部 企画総務G

喜多佑介

 

 

去る平成20年10月6日、第3回「地盤技術者の英語」講習会が開催されました。過去2回は、東洋大学名誉教授赤木先生、東京大学教授東畑先生にご講義頂き、共に盛会を頂いておりました。今回は、電源開発株式会社 山田一彦調査役を講師にお迎えし、実務者という立場から、英語による国際会議でのプレゼンやミーティングといった場面を想定した際の英語についてご講義頂きました。山田氏は、長く海外業務に携わられており、IEA国際エネルギー機関水力実施協定の議長にも就かれており、英語による実業務において豊富なご経験がございます。ご講義の内容も、論文の構成からメールやレターの作成まで多岐に渡り、予定の時間に収まりきらないほど豊富に、ご自身の経験もふんだんに交えながらお話下さいました。特に、日本人の起承転結の論理構成と、ネイティブスピーカーの論理構成の違いについては、大変興味深く拝聴致しました。

 

講習会終了後にはアンケートを実施し、今回の講習会の感想と共に、英語に関する企画へのニーズを伺わせて頂きました。今回の講習会も、定員を超える申込みを頂き、中にはお断りをさせて頂く方がいらっしゃったほどに関心の高い講習会でしたが、アンケート結果からも、英語に関する企画への大きな期待を頂きました。企画総務Gは、このような学会員の皆様からのニーズに応えるべく、これからも英語に関する講習会を継続・発展させていきます。どうぞご期待下さい。