関東支部研究委員会の委員公募のお知らせ |
関東支部研究委員会グループ |
関東支部では、以下の研究委員会を、2019年度から活動期間3年間の予定で新規に設立します。本研究委員会の設立にあたり、以下の要領で委員を公募します。奮ってのご応募をお待ちしています。なお、定員を超えた場合には、産官学のバランスを考慮して選定させていただくことがありますので、あらかじめご了承下さい。 |
■液状化に係わる被害のメカニズムと名称を考える委員会■
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≪1.設立の背景と趣意≫ |
液状化は1964年アラスカ地震と新潟地震を契機として工学的な研究が始まったことはよく知られている。当初は地盤の強度がなくなるという認識であったが,その後,工学的に考慮すべき現象の範囲が広くなってきている。例えば,1983年日本海中部地震の際の能代市の被害を契機として発見された液状化に伴う流動,最近では北海道胆振東部地震の際の札幌市里塚の被害,インドネシア・スラウェシ島地震による大規模な流動被害なども液状化と呼ばれている。しかしながら,これらの被害は過剰間隙水圧が上昇したということはあるかもしれないが,被害のメカニズムは異なるように思える。
上述の様に,現在,色々なメカニズムによるものが,過剰間隙水圧の上昇というキーワード一つで液状化と呼ばれている様である。もちろん,一般の人やマスコミが用いるのであれば,それでもかまわないのかもしれないが,工学の分野ではそれでは都合が悪いと考える。工学の分野では,名称は非常に重要で,これがきちんと定義されていないと,議論がかみ合わないし,発言が間違って受け取られる可能性もある。 このような事情を考えると,新しい現象と考えられるものが出てきた現在,これまでの知識を整理し,メカニズムを考える必要があると考える。そこで,このような役割をする委員会の設置を提案する。 |
≪2.委員会の活動内容≫
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・代表的な被害事例,液状化試験の収集する
・これらを通して,メカニズムの分類をする |
≪3.委員会の構成≫
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委員長:吉田 望(関東学院大学 総合研究推進機構 教授)
幹事長:未定 |
≪4.研究期間≫
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2019年7月~2022年3月 (第1回委員会は7月に開催予定です)
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【応募要領】
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以下の項目をご記入の上、E-メールで下記の応募先までご連絡をお願いします。 記入項目:氏名・所属・所属先住所・電話・Fax・E-mail・簡単な自己紹介文・当委員会活動を通じてあなたが取り組 応募締め切り:2019年6月30日(日) 応募先:公益社団法人地盤工学会関東支部事務局 青木(E-mail : jgskantou@jiban.or.jp) |