特別講演会「衛星搭載干渉SAR手法を用いた地殻変動の3次元計測

主催 公益社団法人地盤工学会関東支部

 日々ご清祥のこととお慶び申しあげます。さて、来る4月26日(金)の平成31年度関東支部通常総会の後、午後17時30分より東京千石の地盤工学会館地下ホールにて、東京電機大学理工学部建築・都市環境学系教授島田 政信 をお招きし、講演会を開催いたします。正会員、特別会員、学生会員の区別なくどなたでもご参加ください。内容は次の通りです。なお、講演会終了後、同じ場所にて懇親会を催します(会費1,000円)ので、こちらもご参加ください

日 時
 2019年4月26日(金)17:30-18:30
会 場
 地盤工学会 地下大会議室 (住所:〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2)
題 目
 衛星搭載干渉SAR手法を用いた地殻変動の3次元計測
講 師
 島田 政信 (東京電機大学理工学部建築都市環境学系教授・ 元JAXA研究領域総括)
講師紹介
京都大学工学部航空工学科(卒業、1977)、同工学研究科(修了、1979)、東京大学(博士(工学)、1999)。1999年4月から2015年3月まで宇宙航空研究開発機構。2015年4月以降、東京電機大学 理工学部 建築・都市環境学系 教授。SAR(航空機、衛星)の映像化処理、校正、干渉SAR解析,ポラリメトリックSAR、全球森林解析などをおこなう。IEEE Geoscience and remote sensing学会(Fellow、2011-)、AGU学会、日本リモートセンシング学会、日本測地学会、会員。
講演要旨
 合成開口レーダ(SAR)の干渉法が世に現れたのは、1976年のことです。その3年後に結果が世にインパクトを与え、醸成期を経て、それから、わずか30年で手法が世に広がってきました。人工衛星に搭載されたSARは精度よく地球との距離を計測します。2回の観測の差は距離変化を計測し、二次元マッピングして、地表の変動を詳細に捉えます。近年この方法は、火山監視、地殻変動、地盤沈下、大型構造物の変化の監視手法として利用されています。本講演では、計測原理や応用例、将来への発展などをお話ししたいと思います。
定 員
 80名
参加費
 無料
G-CPD
 1.0
 【問合せ先】公益社団法人地盤工学会関東支部
 TEL:03-3946-8670,FAX:03-3946-8699
 E-MAIL:kantouevent■jiban.or.jp ←■を@に変えてお送りください。。

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