日々ご清祥のこととお慶び申しあげます。さて、来る2月19日（火）関東支部第2回評議員会の後、午後17時15分より、東京千石の地盤工学会館地下ホールにて、特別講演会を開催いたします。正会員、特別会員、学生会員の区別なくどなたでもご参加ください。内容は次の通りです。なお、講演会終了後、同じ場所にて簡単な懇親会を催します(別途会費1,000円徴収いたします)ので、こちらもご参加ください。

　人口や産業の集中する東京・大阪・名古屋などの大都市は、いずれも広大な堆積盆地上に立地している。堆積盆地内には軟弱な沖積平野が拡がっていることに加え、盆地境界から励起された表面波の影響で、地震時に長周期の揺れが卓越することが知られている。長周期成分を多く含み、長時間の強い揺れが想定される南海トラフ巨大地震が発生した時、これら大都市でどの程度の強震動を引き起こし、どのような地盤災害を発生させるのかを考える。