「法律家・消費者のための住宅地盤Q&A」講習会のご案内 |
主催:自然災害に対する安全性指標(GNS)の開発と その利活用に関する研究委員会 |
2011年3月11日に発生した東日本大震災では,宅地に関連した多くの被害が発生しました。さらに,豪雨に伴い発生する土砂災害も各地で頻発しており,住宅を含む宅地地盤に甚大な被害をもたらしてきました。東日本大震災以降,地盤に関する知識がほとんどない法律家・消費者の方々も自分自身が住む宅地地盤あるいは住宅周辺の地盤に少なからず関心を持つようになったことと思います。しかしながら,地盤に関する正しい知識はいまだに普及しているとは言えません。住宅に関しては,従来,建物本体のみに関心がいきがちだったと思われます。一生ものの買い物である住宅を支える地盤を知り,地盤も含めて考えることで,より安全・安心な住宅を築くことができるでしょう。
本講習会は,宅地地盤に関する基礎事項をQ&A形式として纏めた“法律家・消費者のための住宅地盤Q&A”を利用した,宅地地盤に関する理解を深めて頂く講習会です。宅地地盤に関する知識を習得するためには,専門用語はもちろんのこと,解説する内容も複雑で難解なものとなります。このような課題を解決し,参加者の方々に宅地地盤に関する知識を理解して頂ける講習内容となっております。 多数の方の御参加を期待しております。 |
【日 時】 |
2018年10月3日(水) 13:00~17:10 |
【会 場】 |
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【参加費】 |
会員3,000円,非会員5,000円,学生会員1,000円(既刊本代別) |
【定 員】 |
70名(定員になり次第締め切ります。予めご了承ください) |
【G-CPD】 |
4.0 |
【テキスト】 |
講師が使用する配布資料および既刊本“法律家・消費者のための住宅地盤Q&A”(2017年5月9日発行・A5判・186頁)を使用します。既刊本が必要な方は申込み時にその旨ご記入いただくか,講習会当日ご購入して下さい。いずれも,特別価格2,236円(税込み)で販売致します。 |
[参加申込方法] 参加者の氏名、勤務先、住所、電話番号、e-mailアドレス、会員・非会員及び会員番号、書籍購入の有無」を「参加申込フォーム」よりお申込みをお願いします。 [問合せ先] 公益社団法人地盤工学会関東支部 電話:03-3946-8670 FAX:03-3946-8699 E-mail:kantouevent@jiban.or.jp |
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【申込締切】 |
2018年9月26日(水) |
【プログラム(案)】 |
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時 間 |
内 容
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講 師 |
13:00-13:30 |
書籍の概要 |
渡邉 康司【大林組技術研究所】 |
13:30-14:00 |
日本の地盤の特徴と戸建て住宅における地盤評価の現状と課題
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伊藤和也【東京都市大学】 |
14:05-14:45 |
地盤と基礎共通 |
稲垣秀輝【環境地質】 |
14:45-15:25 |
住宅地盤特有の地盤調査方法としてのスウェーデン式サウンディング試験 |
中村裕昭【地域環境研究所】 |
15:30-16:10 |
戸建て住宅の基礎と地盤の支持力に関わる建築基準法の体系
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16:10-16:50 |
その他事項(斜面、擁壁) |
大里重人【土質リサーチ】 |
16:50-17:10 |
宅地情報シート |
大串豊【M&Kコンサルタンツ】 中村裕昭【地域環境研究所】 |