特別講演会「首都圏で展開するJR東日本のプロジェクトとその地盤工学的課題」

主催:公益社団法人地盤工学会関東支部

 日々ご清祥のこととお慶び申しあげます。さて、来る11月1日(火)の関東支部第1回評議員会の後、午後17時15分より東京千石の地盤工学会館地下ホールにて、特別講演会を開催いたします。正会員、特別会員、学生会員の区別なくどなたでもご参加ください。内容は次の通りです。なお、講演会終了後、同じ場所にて簡単な懇談会を催します(会費1,000円)ので、こちらもご参加ください

定員に達したため募集を締切ました。お申込みいただき、ありがとうございます。

日 時
 平成28年11月1日(火)17:15~18:15
会 場
 地盤工学会 大会議室 (住所:〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2)
題 目
 「首都圏で展開するJR東日本のプロジェクトとその地盤工学的課題」
講 師
 野澤 伸一郎 氏(東日本旅客鉄道㈱ 執行役員 構造技術センター所長)
講師紹介
1981年国鉄入社、大阪鉄道管理局、信濃川工事局、JR東日本小千谷工事区、安全研究所、施設電気部土木課、上信越工事事務所、東京工事事務所、フロンティアサービス研究所を経て構造技術センター所長。現在は,JR東日本の構造物の建設・保守に係わる設計・施工・メンテナンスの指導,それらの技術開発を推進する立場にある。
◆維持・管理に関する主な業績
・線区耐震として、運転規制を緩和する防災投資の開始(1991年からのN’EXルート)
・首都圏の地下水位向上に伴う地下駅の補強対策
◆建設に係わる主な技術開発
・ストランド場所打ち杭(国土技術開発賞・入賞)
・コンクリート充填鋼管ソケット接合(文部科学大臣賞、土木学会技術開発賞)
◆かかわった設計
・山本第二調整池(フィルダム)、信濃川発電所水路トンネル、北陸新幹線長野駅・上田駅、中央線三鷹~立川高架橋、常磐新線北千住駅付近高架橋、MM21線横浜地下駅他
◆かかわった災害復旧
・1991武蔵野線新小平駅隆起災害、1993御茶ノ水駅付近没災害、2004新潟県中越地震、2007新潟県中越沖地震、2011東北地方太平洋沖地震、平成23年7月新潟・福島豪雨災害等

講演概要
 JR東日本では、大地震時の鉄道の安全性向上に向けて耐震補強を進めており、2012年からは盛土と切土の補強を開始している。一方、東京駅や新宿駅、渋谷駅、千葉駅など、首都圏の大ターミナル駅においては、お客様の利便性向上に向けて大規模改良工事を実施している。羽田空港アクセス線新設など輸送改善にも取り組んでいる。これらを安全に、効率的に進めるためには、様々な地盤工学的課題の解決が不可欠となっている。主要なプロジェクトの概要と、地盤工学的課題及びそれらの克服に向けた取り組みを紹介する。
定 員
 80名(定員に達し次第、締切らせていただきますので早目の申し込みをお願いします)
参加費
 無料
G-CPD
 1.0
 【問合せ先】公益社団法人地盤工学会関東支部
 TEL:03-3946-8670,FAX:03-3946-8699
 E-MAIL:kantouevent■jiban.or.jp ←■を@に変えてお送りください。

■JR山手線 巣鴨駅 徒歩10分■都営地下鉄三田線 千石駅(A4番出口)徒歩3分